タイの道端には、色んな屋台や物売りがお店を出しています。そこには必ず人がいるので、何かを買うときには何らかの会話が生じるわけで・・・
人が数人集まればがやがやした雰囲気になる、そんなタイが大好きですが、日本ではこんなやり取りを機械がやってくれてたなあと思い出します。それが「自動販売機」、清涼飲料水、ビール、タバコから、スナック菓子に菓子パンなど、どこの街を歩いても普通にあったあの機械が、タイにはほとんどありません。
デパートやイベント会場などではたまに見かけますが、街中にはまずない。日本では路上での屋台が禁止されているように、タイでは自販機が禁止されている、ということはないと思いますが、タイでは「商いあるところ、必ず人有りき」なんですね。
そんなタイで育った私の子供は自販機好きでして、成田に着いた瞬間から「自販機」探し。喉も渇いていないのに牛乳のパックをいくつ買ったことか。お金を入れて、好きな飲み物のボタンを押して、すとんと落ちてくるのがたまらなく楽しいようで、駅の切符の自販機も必ず自分で押してました。子供はボタンを押すの好きですからね。タイにはエレベーターくらいしかないかも。
無言で欲しいものがつり銭間違いなく買えるのはいいけれど、馴染みの店で「いつものあれ」の一言で冷え冷え甘さ加減ばっちりのアイスコーヒーが出てくるって方がやっぱりいいわ。