小さい小さいカブトムシを知っているだろうか?
全長3mm程の奴らなんだけど。
先日、友人とその子供達が我が家に遊びに来た。
友人の子供がなにかを大事そうに手の中にしまって
こちらに見せにやってきた。
周りにはその妹や、うちの子ども達がくっついている。
何かと思って見せてもらうと、
その小さい小さいカブトムシ。
「すごくかわいい。」その子は本当にうれしそう。
でもそれって、お米にわいてくる虫なんだよね。。。
タイに来て自炊するようになると、
当然、お米も買ってきてお釜で炊くようになる。。
で、残ったお米は保存しておくんだけど、
いつのまにか、お米の中に黒いごまみたいなものがいっぱい。
よく見ると動いている。虫だ。
それは黒くて頭につのがあって、
まるで、カブトムシを小さく小さく小さくしたみたい。
日本にいた時にお米の中に虫がわいたことはなかったから、
それを初めてみた時はぎょっとしてすぐに全部捨ててしまった。
母は「ああ、穀蔵虫でしょ。」なんて言ってたということは
昔は日本でもいたらしい。
それから、なんどもお米を買っては捨て、
買っては捨てを繰り返していたけれど、
人はだんだん慣れていくものですね。
外食したって、ご飯に蟻や毛が入っているのも日常茶飯事、
いちいち気にしていると生きていけません。
もちろん勿体無いという気持ちも手伝ってのことなのだけど、
最近はきれいに洗って食べられるようになり、
残ったお米を捨てずに済んでいるのだ。